創立者 山城章について
日本経営学は、世界に通用する普遍的な経営学です
山城経営研究所は、日本における経営学の泰斗として、世界に適用する
「日本経営学」の確率に情熱を注いできた山城 章(一橋大学名誉教授)によって、1972年に創立されました。
そして、1986年、頻発する様々な企業不祥事の中で、
より良い社会発展への危機感と経営者としての責任感に突き動かされた
山城 章は、「経営道フォーラム」を開講しました。
山城経営研究所は、日本における経営学の泰斗として、世界に適用する
「日本経営学」の確率に情熱を注いできた山城 章(一橋大学名誉教授)によって、1972年に創立されました。
そして、1986年、頻発する様々な企業不祥事の中で、
より良い社会発展への危機感と経営者としての責任感に突き動かされた
山城 章は、「経営道フォーラム」を開講しました。
通常の経営体を貫く原理は機能主義で、当然ながら合理性・効率性の追求を本質としています。一方、経営体の行動はその組織を構成し運営する人間の行為ですから、人間の心を度外視して組織や事業を変革することは出来ません。私が提唱する「日本経営学」とは、欧米の科学としてのマネージメントの良いところを吸収・消化しつつ、日本の良いところを残しながら両者を統合して、新しい、世界に通用する経営学を創造することを指しています。
経営には、合理主義・効率主義と人間性・人間の心の尊重という二つの軸があり、世間の価値基準は、この二つの軸の間を振り子のように揺れ動いています。時代やおかれた環境によっても変わりますが、「私の経営はこれだ」と定めることは、自らの視点や経営スタンスをこの二つの軸の何処に置くかを決めることに他なりません。
真の経営者には、専門家のレベルを超え、名人、達人としての全人格的な”心と道”が要求されます。従って、経営には、単に経営の合理性、効率性の追求だけでなく、全人格的なプロ経営者としての倫理、道徳、文化、芸術に至る統合された「経営の心(理念)」がなければなりません。経営者が、自らの経営をより立派なものにする為に絶えず研究し努力する。それはあたかも、芸術家が芸を磨き、芸道を切り拓いていくことに等しく、一種の”アート”とさえ言います。これが、我々が経営学を”経営道”と呼ぶ所似です。